HPCメモ

HPC(High Performance Computing)に関連したりしなかったりすることのメモ書き

AWS

ずいぶん前にUdacityのparallel computing(という名のGPGPU)の授業でレポートを提出したら、AWSのクーポンをくれていたのを思いだして、インスタンスを作ってみました。

構成は、t2.microでCentOS6.5にして、片っ端から使いそうなパッケージを突っ込んだだけという、テキトーなものですが
後々の備忘のためにまとめときます。

インスタンスの作成

基本的にはこの動画の流れにそってやればOK
ご利用開始にあたって - Amazon EC2 (クラウド上の仮想サーバー Amazon Elastic Compute Cloud) | アマゾン ウェブ サービス(AWS 日本語)
ポイントは3つあって

  1. CentOS6のAMIがMarket placeに複数あって、その中でも"6 with updates"と書かれたものを選ぶこと*1
  2. AMIにはPV用とHVM用の両方があるけど、t2.microを使いたければHVM用を選ぶ必要がある
  3. 無料枠ではEBSは30GB以下に制限されているので、とりあえず30GB付けておく

OSの設定

インスタンス起動ウィザードの最後の方で作成した鍵ペアを使ってrootでログインします。
無事に入れたら、とりあえずrootのパスワードを設定しときましょう。

その後、一般ユーザでリモートログインできるように変更します。

> adduser hoge
> su hoge
> mkdir .ssh
> chmod 755
> vi .ssh/authorized_keys

として、普段つかっている公開鍵を放り込みましょう。

その後、作成した一般ユーザでログインできることを確認してからRootのリモートログインを不可にします。
/etc/ssh/sshd_confを編集して

PermitRootLogin no
PasswordAuthentication no

あたりを設定します。
PermitRootLoginに関しては、私が設定した時は通常のコメントアウトされた行がある位置から大きく離れて、ファイルの末尾近くに"PermitRootLogin without-pasword"という設定が書かれていたので注意してください。

ファイルの修正が終わったら、新しいターミナルを起動して接続し、前のターミナルは残したままの状態で

> service sshd restart

とします。*2
さらに別のターミナルからログインできることを確認したら、作業完了です。

最後に、OSを再起動しても正常にログインできるかどうか確認します。
これは、コンソールから

shutdown -r now

ではなく

マネジメントコンソールのダッシュボードから再起動したいインスタンス上で右クリック→"reboot"を選択

とします。


長くなってきたので、続きは後日

*1:"6.5 release"と書かれたものは、本当に6.5のリリース時のバージョンとのこと

*2:前職の先輩からは、restartの前後にps -ef |grep sshd してPIDが変わってることを確認するようにと厳しく言われてたけど、業務でやるわけじゃないのでパス:(